映画『関ヶ原』の予告編批評__映像構成から学んで映画を観に行こう

『誰もが知る関ヶ原の、誰も知らない真実』

 

映画『関ヶ原』。

予告編で、映画を観た気になりましょう。

うん。東宝ですね。やっぱ時代は東宝。そろそろ東映さん、二大政党って感じで並んでくれないですかね。

探偵はBAR3とかメガヒットさせて、東映さん大復活。

 

映画『関ヶ原』予告編。

 

『ざっくり』

 

西

 

ビジュアルで、一発で

青VS赤

だよ。ってわかる演出。特報の時点では、全員赤だったので、

特報の段階から予告編に変わる段階で変えたのはめっちゃファインプレー!!

 

 

「関ヶ原」特報。

 

時代劇は難しいとかで敬遠されるなか、

青と赤。西と東。というわかりやすさ。

前半はとにかく丁寧に

後半はテロップにもありますけど、

『激動スペクタクル

アクション超大作!』

わかりやすく大きな作品。

そこの一点突破型。

有村架純と岡田准一のあいだで、

少し、想いの部分を匂わせながらも

最後までクラシックの曲でテンポをゆるめず最後まで。

「とくとご覧あれ!」

規模感があって、非常に、統一感のあって、わかりやすく大作で、わかりやすく面白そうな作品です。

 

「構成をみていこう!!!」

 

◯OP(作品の前提説明&規模感)

まず作り込んだ日本地図みたいな絵巻みたいな。

そこにスターウオーズみたいな説明ロールテロップ。

大前提の説明。

ここに20秒使ってる。作戦勝ち。

 

そーいえば、知らないかも。(関ヶ原の詳細)

なんか観たことあるなーって既視感の払拭。

そして、

 

『誰もが知る「関が原の戦いの」誰も知らない真実が今、幕を明ける』

 

すごい良いコピー。知ってると思ってるでしょ?

歴史だからネットでオチわかっちゃうでしょ?

でも、それでも、実は裏でこんなドラマがあったんだよ???っていう。

さすがです。

 

そして、岡田さんの空へ向かっての雄叫び。

 

「うおぉおおおお!!!」

 

これからはじまるぞ!っていう。勢いのつくすっばらしいカット(かほこ風)

そこから、

「西VS東」すでに色分け。

西とか東とかじゃなく。もー青VS赤。

 

うまい。

 

疾走感のある映像に添えて。

そして主演の岡田さんではじまる。

 

岡田「義を貫くものに心ひかれます」

 

岡田さんの石田三成は、

トップになるには精神的に純粋すぎるっていうキャラ付から始まる。

弱さを持っている主人公。

 

原作 司馬遼太郎✕原田眞人 監督

 

広い画がしっかりしてて、予算もしっかり、原田監督の腕。

 

それで敵役、役所広司さん。徳川家康。

 

「腸が煮えくり返る!」ってめっちゃ怒ってるカットに赤いテロップ。

あ、岡田さんと役所さんが対決するのね。

って、わかった開始33秒。

 

大前提の説明終了。ここまでで33~34秒。すっばらしいペース。

 

その次はヒロイン、有村架純さん登場! 青。

ひよっこ!毎日みてます!

何気強い。伊賀者。しゃきーん!!!

平岳大さん 青。

東出昌大さん 青。

 

そして赤いボンボン!!がせめてくる((((;゚Д゚)))))))!!

 

役所さん!また怒ってる!

 

役所さん「出撃!!!!」

 

曲停止!

ミッドポイント!!!

 

キラーカット!!!

真ん中は主人公の顔!!

岡田さん「遂に……」

 

ちなみに音楽は頭からずっと

カール・オルフ 作曲

「カルミナ・ブラーナ」よりおお運命の女神よ

 

よく聞く、名曲ですよね。

そして、民の雄叫び!!!

合戦の号砲!!

で、一気に音楽ボリュームアップ!!!!

走る馬!と人。

ここであらためて、

西軍と東軍。

青と赤。

綺麗に色分けされた役名込みの、

キャスト紹介込みの、

一枚画。

 

「人の運命は紙一重の気まぐれだ」

豊富!!どっちが勝つかわからない!!

それでキャスト締めで、

松山ケンイチ

「この合戦の抗争の大きさ、日本始まって以来だろう」

史上最大の戦いに懸ける

武将たちの知られざる想い

世紀の大逆転の裏側で

何が置きたのか?

「激動スペクタクル

アクション超大作!」

やっぱあの、大砲撃って爆破があって、

落馬する。

あの落馬があると。

やっぱり時代劇だなって。

黒澤監督の落馬じゃないですけど、

落馬があるとなんか急にスケール感がでてくる笑

 

ここからは、もー楽しいシーン。

「激動スペクタクル

アクション超大作!」

もーこんなシーンの羅列!

すごく大きな映画に見えるシーン。

岡田「勝機はわれにあり!!」

って、激動スペクタクルな映像の間に、

有村さんや、東出さんの悩ましい表情。

ドラマ部分もありますよ。って。

そして、曲の大ラスに向かってもりあがって……

有村「いつまでもお使えしとうぞんじます」

「タイトル:関ヶ原」

岡田「とくとご覧あれ!!」

テロップ「8.26とくとご覧あれ!」

ドラマ部分は少しで、

完全に誰も知らない六時間の合戦。

に、的を絞ってつくられた予告。

もー、エンターテイメントとして、

大迫力のシーン、

を期待してしまう素敵な予告でした。

前半の、しっかりとした説明が効いてて、

あとの大盛り上がり。

歴史を知らなくても、

時代劇に苦手意識があっても、

あーこれは楽しい映画なんだ。

って、最後跳ねてるのでもーまるっとオッケーです。

みたいな感じでした。

 

「深読み」

ここまでみて、

 

あ。役者の名前全然出してない!

 

役者感がけせるわけじゃないですが、

豪華ですが、名前なくても顔わかりますが、

役者名なし!!!

頭の空に向かって雄叫びあげてる岡田さんのシーン。

あれは、最後の方の合戦終わり近くのシーンではないか。

ストーリーは、歴史ものなので、

多分、そんな捻じ曲げていないと思うので、そこは今回はふれずに関が原の戦いですね。ってことで。

 

http://www.mosokeso.pictures./uchiage/

 

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